アートの街として観光客も数多く訪れる、スペインの都市ビルバオ。
芸術だけでなく、グルメも堪能できる街なんです。
そんなビルバオの魅力を写真とともにお伝えします!
- ビルバオってどんなところ?
- ビルバオの観光スポット
- ビルバオのグルメ(ピンチョスやスイーツも♪)
- ビルバオのおすすめモデルコース
ビルバオについて
ビルバオは、スペイン北部の工業都市および港湾都市で、緑の山々に囲まれています。バスク州の事実上の州都で、ダウンタウンには高層ビルが立ち並んでいます。フランク ゲーリーが設計したビルバオ グッゲンハイム美術館で有名で、1997 年にこの美術館が開館したことが街の活性化へのきっかけとなりました。美術館には近代および現代の著名な美術作品が収蔵されていますが、最も注目を集めているのは曲線的なチタン製の建物です。
― Google
元々工業都市だった地域から、ビルバオ グッゲンハイム美術館の開館でアートと知られるようになったビルバオ。
その街並みはカラフルでありながら調和のとれた素晴らしい景観です。
ビルバオへのアクセス方法
スペインの主要都市からは飛行機と鉄道でアクセスが可能。
首都マドリードから400km、バルセロナから600km、サンセバスチャンからは100kmの距離に位置しています。
筆者はサンセバスチャンからPESA社のバスを利用してビルバオへ向かいました。
ネットで事前予約をするとこのようなQRコードが記載されたメールが届きます。
このQRコードをチケットオフィスに設置されているリーダーにかざし、チケットを印刷すれば乗車できます。
サンセバスチャンのバス停では売店で軽食を購入することができます。
早朝の出発だったので、朝ごはんを調達できて助かりました。
ビルバオの街を練り歩く
ここからは写真とともにビルバオの街をご紹介します。
サッカー専用スタジアム「サン・マメス スタジアム」
ビルバオのバス停留所から歩いてすぐの場所に巨大な建物が!サッカー専用スタジアムのサン・マメス スタジアムです。
大型スーパーマーケット「Mercadona」
こちらは地元で親しまれている大型スーパーマーケットMercadona。
9:00から営業しているので朝の時間の有効活用にもおすすめです。
スーパーで買い物を楽しんだら、最寄り駅のSan Mamés駅から電車でCasco Viejo駅へ。
そこから徒歩7分の場所へ向かいます。
新鮮な食材が揃うマーケットにバルも楽しめる「Erribera merkatua」
Erribera merkatuaは食材の揃う市場とバルのフードエリアが併設されている大型マーケット。
ビルバオに来たら必須のおすすめスポットです!
なかでもオリーブとピクルスを扱うお店は日本では見かけないものがたくさん!見ているだけでワクワクします!
グリーンオリーブをお持ち帰りしました♪
酸味と少し苦みのある大人なフレーバーで、初めて食べるお味でした。お酒のお供にもってこいですね。
お次はフードコートへ潜入します。
店内ではいくつかのバルから好きなものを購入して食べることができます。
二店からピンチョスをチョイスしました。
スイーツのお店も要チェック!美味しそうなケーキがずらりと並びます。
食後のジェラートも外せません♪
満腹になったところで、トラムに乗って次の場所へ移動します。
マーケット前のRibera駅から5駅先のGuggenheim駅へ。
駅から降りて見えてきたのは…
ビルバオを代表するミュージアム「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」
仔犬の彫刻「Puppy」がお出迎えしてくれます。おおき~い!
この美術館がビルバオの活性化に大きく貢献したといわれています。チタン製の外観そのものが素晴らしいアートです。
後ろ姿もかわいい♪
建物内は残念ながら写真撮影不可のためお見せできませんが、様々なアートに触れることができました。
チケット売り場は長蛇の列の可能性があるため、来館の際は時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
再びトラムで元来たエリアへと戻ります。
トラムは地上を走るため、ビルバオの素敵な街並みを眺められるのも嬉しいです。
Arriaga駅で降車します。街をぶらりと歩きながら辿り付いたのは…
あたたかいご夫婦が迎えてくれる宿「Blue Bilbao」
今回のお宿、Blue Bilbaoにチェックインします。
扉が重厚でインターホンを押すのをためらいそうになります(^^;)
上に垂れ幕があったので安心できました。
扉をくぐると更に階段を上がり、その一室がBlue Bilbaoになります。
このお宿はご夫婦が営まれており、とてもあたたたく出迎えてくれます。
ビルバオのことも色々と教えてくれますし、筆者は帰りの空港までのタクシーを手配してもらいとても助かりました。
お部屋はこちら。壁のカラーリングやクッションがとっても素敵です。
水回りも清潔感がありました。バスタブはありませんが、シャワーブースに仕切りがあるのが嬉しいです。
!ここで一点、Blue Bilbaoを利用する際の注意点をお伝えします!
その注意点とは、建物のオートロックと更にBlue Bilbaoへ入るオートロックの二重に鍵がかかっているため、全ての暗証番号を事前に確認する必要があるということです。(部屋の鍵も含めると三重のロックです)
オーナーのご夫婦は24時間常駐しているわけではないので、いざという時に不在の可能性があります。
筆者がチェックイン後初めて外出した際、建物の暗証番号しか知らず、Blue Bilbaoへ入ることができないアクシデントに見舞われました(゚Д゚;)
幸いにも、予約したアプリからメッセージを送り暗証番号を教えてもらうことができたのですが、数時間中に入れない状態になりとても焦った出来事でした。
もしご利用の際は全ての鍵を解除できるようオーナーに確認しておきましょう。
\ とにかくおすすめ /
街に溶け込む教会堂「サンティアゴ大聖堂」
歩いていると、立派な大聖堂が現れました。
14〜16世紀に建てられたそうです。
周辺の建物に溶け込みつつも、その存在感は凄いです。
周囲にレストランもあり、憩いの場になっていました。
駅前で気軽に一杯楽しめる「Geltoki kafetegia」
Casco Viejo駅の出口横に位置しているGeltoki kafetegia。
カウンターでさくっとピンチョスやドリンクをいただけます。
バルやレストランが立ち並ぶスポット「Plaza Barria」
ビルバオの食事処でぜひ訪れてほしいスポットがPlaza Barriaです。
広場を囲むようにバルやレストランが立ち並んでいます。駅からすぐの立地なのも高ポイント!
思わず目移りしてしまうボリューミーなピンチョス「Víctor Montes jatetxea」
今回はPlaza Barria内にあるレストラン Víctor Montes jatetxeaにお邪魔しました。
ボリューミーで美味しそうなピンチョスやタパスがたくさん!
前日にサンセバスチャンで様々なピンチョスを食べ歩きましたが、それとはまた全く違ったラインナップです。
どれもおいし~い!具とソースがベストマッチでお酒が進みます(^^♪
レモンビールもピンチョスとの相性が最高でした。
ピンチョスが食べ応えがあり、しっかりお腹を満たしてくれました。ご馳走様です。
最後に
美しい街並みのビルバオは、アートやグルメだけでなく、街歩きそのものをワクワクさせてくれる素敵な場所でした。
スペインに訪れる際はビルバオ観光もおすすめです!
そしてビルバオから少し離れたサンセバスチャンではまた違ったグルメや街並みを楽しめるので、こちらの記事もぜひチェックしてください。